こんにちは、採用広報のやざわです。
Gunosyでは今年4月に入社した新卒社員を対象に、一ヵ月にわたり、業務のOJTと並行して新卒社員研修を開催しました。今回はそのなかでも、エンジニア職、ビジネス職どちらからも好評だった、「スクラム研修」と「データ分析研修」の様子をレポートします。ぜひご覧ください。
Gunosyの新卒研修について
Gunosyでは新卒採用をスタートさせて今年で4年目となります。これまで「情報を世界中の人に最適に届ける」というビジョンのもと、事業拡大を目指す当社において、若い彼らの武器となり即戦力となる研修内容は何かを考え、実施してきました。
今年は、大きく分けて 「会社理解」「ビジネスマインド」「スキル開発」の3つのテーマで構成されました。ビジネスマナーをはじめ、キャリアプランの立て方、契約書締結の実務など、より実践的な内容の研修となりました。
スクラム研修について
スクラムとはチーム開発手法における役割の1つで、Gunosyのエンジニア組織でも取り入れているフレームワークです。
まずはじめに、「この研修が終わる時に、どうなっていたいか」をテーマに、参加者それぞれがゴール(TODO)を設定をする時間が設けられました。スクラムの説明力を上げることから、チームマネジメントへの反映まで、新卒社員から様々な目標があがり、研修への意気込みが感じられます。
講師からは、スクラムに基づく考え方について資料や経験談を通して伝えられました。スクラムは目的ではなく手段の1つとして学んでほしいという思いで構成された内容でした。
・スクラムとは…
スクラムの由来と歴史・スクラムの用語・Doneの定義・プロダクトバックログ
・スクラムの重要な考え方…
人に対する尊重・継続的な改善・長期的視点での意思決定
・スクラムに基づいた実務…
製品開発においての10の無駄・5つのマネジメント原則・デイリースクラムミーティング
最後は、冒頭に紹介した参加者のTODOを再度確認し、「達成できた(DONE)」と「まだ時間がかかる(MORE)」に分け、研修が自身にとってどのようなものになったのか振り返りを行いました。
自信をもって理解できたメンバーもいれば、業務に取り入れるにはどうしたら良いか考えるメンバーもいて、スクラムにもとづく考え方が身に付いたように見えます。
データ分析研修について
続いて、データ分析研修をご紹介します。Gunosyではプロダクト開発においてデータをもとに意思決定が繰り返し行われています。では、どのように分析し、仮説や実行に繋げているのか、新卒社員にとって疑問となる部分を、基本的かつ実践的な視点から伝えています。
講師は、執行役員の大曽根が担当しました。データサイエンティストとしての知識や、「グノシー」をプロダクトマネージャーとして牽引してきた経験などを話していました。これより、一部研修内容をご紹介します。

こちらは研修のなかで紹介された、ナイチンゲールが用いたグラフです。この事例を通して、データを伝えるだけでは動かない人・組織も、可視化により動かすことが出来ると、理解と表現の重要性を教えています。
分析においての基本的思考…
分析とは「比較すること」・3つの定量分析・状況に合わせた分析判断
データの可視化…
誤った表現方法・可視化の重要項目・データ別のグラフ使い分け
データ分析の基礎…
データの誤差・擬似相関とデータ・バニティメトリクスの見極め
実際の数値を用いて、業務に近い内容で演習を行うことで、データサイエンティストとしての基礎力を身に着けることができた時間となりました。
研修を終え、新卒社員のみなさんが今回学んだことを業務で活かし、活躍していく姿を見るのが楽しみです。今後もGunosiruでは新卒社員の成長を追っていきたいと思います。ぜひご期待ください。
Gunosyでは、一緒に働くメンバーを募集しています。
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