こんにちは。人事部の小嶋です。

Gunosyでは2023年4月3日に入社式を行ないました。
今年もコロナウィルス感染症予防対策のためオンラインでの開催となりましたが、当日は視聴している社員からSlack上でコメントやリアクションをもらい、暖かい雰囲気で執り行われました。

代表取締役からの祝辞

はじめに会長の木村さんと社長の竹谷さん、取締役の間庭さんより、新卒4名に向けた祝辞が贈られました。

代表取締役会長 木村さん

みなさん、ご入社おめでとうございます。
皆さんがご入社されることで、弊社はさらなる発展を遂げることができると思っております。

弊社はこれまで、スマートフォンの普及と共に変化する社会において、ニュース配信サービスを提供することで発展してきました。これまでの10年間、日々のニュースの配信だけではなく、ゲームエイト、インドの関連会社であるsliceというフィンテックの企業への投資事業など、多岐にわたる事業を展開してきました。今後もさらなる成長を目指していくつもりです。コロナも明けてきましたので、ここからまた産業が成長していくタイミングに来たかなと思っています。また、インターネットやテクノロジーを通じて世界を良くしていこうという流れは止まらないという風に思っています。特に、今年は2月~3月ぐらいにChatGPTを代表するLLM(Large Language Model)が出てきまして、テクノロジーの業界を席巻しています。今までは、私も経営という立場ばかりやっていましたが、行動を変えて、プロダクト開発もやっています。これから10年で起こるであろう変化は、私たちの想像を超えることになると思っています。皆さんもその変化に対応して新たな価値を生み出していくことが求められています。

AIを活用した業務は、今後もますます増えていくことが予想されています。Gunosyもニュースの配信サービスで機械学習を使ってアルゴリズムを作っていますが、皆さんが最も早くAIを活用して会社で活躍することができるように、サポートしていきたい思っています。あとはまだみなさん若いですから、柔軟な発想力を生かして新しいサービスや商品の開発にも取り組んでいただきたいです。入社後は様々な課題に直面することもあると思います。弊社ではその課題をチャンスに変えて共に成長していくことを目指してます。私たちと共に未来を作っていくためにも、皆さんのアイディアやパッションを思い切って発信していただけると幸いです。最後に、改めてみなさんのご入社を心よりお祝い申し上げます。

代表取締役社長 竹谷さん

皆様、ご入社おめでとうございます。本日、4名の方を新たに迎えることができて非常に嬉しく思います。人生の中で、入社というのは非常に大きな節目だなと思っています。学生から社会人というものに区分が明確に変わる瞬間で、正社員で入社すると立派な社会人という区分に変わる瞬間なのかなと思っています。私は、2011年度卒で今年が23年度入社式なので、自分の時代からすると12年ぐらいだった感じかなと。今の年齢が34かな?だんだん30越えてくると自分の年齢が正確に分からなくなってくるのですが、皆さんのちょうど一回りぐらい上といったようなところでしょうか。

先月実家に帰ったのですが、就活生時代のワークみたいなものが出てきたんです。ちょうど20歳ごろに書いていたものなんですが、そこには35歳の自分の姿が未来予想図として描かれていました。それは、スーツを着て丸の内で金融系ビジネスパーソンとしてバリバリ働いている、というものでした。同期と切磋琢磨しながら、上司や先輩に厳しく指導されながらも頑張っているというようなストーリー。でも実際はどうかというと、まず私服で働いていますし、場所は自宅から、いまもPCの前でお話をさせていただいています。また、金融系ではなくネット系で頑張って働いているという感じでして、頑張って働いているという点以外はほぼ当たっていないという、なんともおかしな予想だったわけです。代表取締役社長という役職ですので同期もおらず、資本市場やユーザーと向き合いながら一生懸命やっている日々です。

この話から何を考えるべきかというと、将来の予想って非常に難しいなって改めて思うんですよね。特に、木村さんの話にもありましたけど、時代は非常に激動でして、毎年激動って言っているような気がするんですが、激動の速さが飛躍的に毎年毎年上がっていっているなという風に感じております。激動の速さみたいなものが飛躍的に上がると、より将来の正確な予想なんてものはほぼできないに等しいんじゃないかと。本来、今GPTとかが来てる世界って、10年後ぐらいに来てたらいいよね、みたいなイメージで語られていたものが、ある日突然やってきたみたいなそんな世界観になっていますし、Twitterとか見てても毎週毎週信じられないような新しい技術のアップデートがあるみたいな形でこんなにアップデート早くて大丈夫かっていうぐらい、非常に早いなと感じています。そういった中で細かいところまで正確に自分のキャリアを突き詰めてそして成長していくのって非常に難しいんだろうなと思っています。

ただそういった前提の中でご自身の中に持っていただきたい点として、または私がいままで大切にしてきている点としては、自分の人生は自分で決めていくという事実を大切にしてほしいということです。基本的にいまこの瞬間の自分とは、過去の意思決定と自分の行いによるものです。これは紛れもない事実で誰のせいにもできません。将来みなさんがどうなりたいかについて、高い目標を掲げることは絶対に大事だと思うし、そうするべきだとも思いますが、10年経って振り返った時に「あの時頑張れなかった」とか「あそこで手を抜いた」というところがあると、その結果がそのまま10年後のあなたの姿に他ならないのです。そしてきっとそれは頑張れなかった分、手を抜いた分だけ満足いかないものになっているはずです。だから目の前のことを真剣にやって10年経った時の自分を誇れる存在にする、そういう心構えが特にいまのような激動の時代には大事なんだと思います。そのためにも全力で情報をキャッチアップしながら社会や社内にある課題を解決してバリューを出していくことが重要なのかなと考えています。

幸い、Gunosyという会社は成長曲線に戻ってきていますが、LLMの新技術であったりとか既存メディアのグノシー、auサービスTodayというサービス、他の事業であったりとか、非常に多くの解かないといけない課題ってものが存在しています。皆様もいろんな仕事が与えられると思いますが、しっかり解決してバリューを出すっていう意識で仕事に臨んでいただきたいなと思っております。そういったやる気のある方々に対して、最大限のサポートをする準備は私も含めできておりますのでぜひ頑張っていただきたいなと思っております。

数ある会社の中から当社Gunosyという会社を選んでいただき非常に嬉しく思っておりますし、皆さんがこのGunosyという会社をファーストキャリアとして選んだことを全く後悔させないように私たちも全力で頑張っていくという部分は、約束させていただきます。皆さんも前向きな気持ちでたくさんバリューを出していただければ幸いでございます。 以上で私からの挨拶とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。

取締役からの祝辞

続いて、取締役の間庭さんからの祝辞です。

間庭でございます。私は、内定式の時は確かインドに出張しておりまして、参加することできなかったので初めましての方も多いと思います。改めて、本日はおめでとうございます。

この1年を振り返ってみると非常に変化の大きな年だったと思います。私は投資事業をやっているのですが、すごく勢いがあった2021年末から22年の秋ぐらいにかけてアメリカの金融の金利引き上げのニュースが蔓延しました。そこで円安も110円程度だった年始から一気に140円台にまで上がり、世界経済的に非常に激しい動きがあったわけです。そこに加えて技術の面でもLLMの台頭があり、技術的にも金融経済的にも、もちろん世の中的にも大きく変化があった1年だったと捉えています。

2008年のリーマンショック以降、正直、世の中としては比較的安定した時間を過ごしてきました。ただ2011年ぐらいから景気が回復してきたと言われている中で、この1年また大きな転換期を迎えようとしています。これは実に可能性のあるタイミングであり、みなさんにとっても大きなチャンスではないかと思っています。個人的にはまだ数年かけてマクロ経済的に悪くなる可能性が十分あると予測しているので、気を引き締めて臨まなければならない環境であると認識していますが、そういう時はいろんな企業が足を止めざるを得ない状況でもあるので、逆にチャンスも生まれてくるものです。また昨今SNSの台頭もあり、CtoCでの情報の伝播が一瞬で行われることもやはり転換期に影響しているのかなと思います。そこからクレディスイスの信用不安という世の中的にも大きなニュースがこの半年ぐらいで駆け巡っているわけですが、世の中の景気の不透明さはありつつもそこを冷静に見極めて、チャンスとあらば果敢に攻め込んでいきたいものです。私たちにはチャレンジできる機会がいっぱいある環境といえます。自分たちがまず熱狂して、新しいチャレンジをして、今がチャンスだと思っていろんな壁にぶつかっていく。そんな姿勢が非常に大事なのかなと思っています。

皆さんにおかれては、先ほどからGunosy Prideが何回か映し出されてますけれども、新しい技術が台頭してきている中で、改めて【三方よし】、【サイエンスで機会をつくる】、【百年クオリティ】、【逆境に熱狂せよ】の4つのバリューをしっかりと胸に刻んでいただいて、その上で自分はどう思うのか、自分がやらねば誰がやるみたいな気持ちを持って、ぜひ一歩一歩踏みしめていってほしいなというふうに思っています。今日から皆さん改めてよろしくお願いします。

先輩社員スピーチ

続いて、2022年入社の工藤さんより、新入社員の皆さんへエールを送っていただきました。

まずは、新入社員の皆さんご入社おめでとうございます。私はグノシー事業部プロダクトマネジメントグループに所属している工藤と申します。これから皆さんと会社の仲間として一緒に仕事ができることを大変嬉しく、楽しみに思っております。私からは、私がGunosyに入社して学んだ、皆さんにも大切にしていただきたいと思うことを2つお話しさせていただきます。

まず1つは、発言を恐れないということです。初めての職場で自分の意見を発言することは、最初はとても勇気がいることだと思いますが、周りの社員は皆さんの意見をとても歓迎して、受け入れてくれるはずです。自分の意見を誰かに発言することで、周りの方々から様々なフィードバックをもらうことができ、それが自身の成長に大きくつながると考えております。また、普段から自分の意見とかやりたいことを周りの人に伝えておくことで何かあった時に任せてもらいやすい環境になるかと思います。

2つ目は、自分の強みを見つけるということです。これから皆さんはたくさんの経験をしていく中で様々な分野のスキルを身につけていくことになるかと思います。その中で、ここに関しては誰にも負けないぞと思えるものを1つでも見つけておくことをお勧めします。自分の強みを知ることで仕事に対するモチベーションも上がります。まずはその強みに関連したスキルから伸ばしていくことで楽しく自身の成長速度を上げられると私は考えております。私自身、入社当初、自分の強みが何か分からずに苦労した経験があるのですが、実際に業務を行う中で自分が得意なことだったり興味を持っていることを発見することができました。その結果、自分の強みを生かした業務に取り組むことができるようになり、仕事がより充実したものになりました。ぜひ業務に取り組む中で、自分がどんなことが得意なのか、どんなことにワクワクするのかを探しながら楽しんで仕事をしてください。

最後に、私たち先輩も皆さんが成長して会社に貢献できるように全力でサポートしていきたいと思います。ぜひ一緒に楽しんで、いろいろなことにチャレンジしていきましょう!

新入社員からの挨拶

最後に新卒の大城さん、笹治さん、谷井さん、三好さんから、それぞれ入社への意気込みを語っていただきました。

大城さん

この度、Gunosy Tech Lab Media MLチームに配属になりました大城と申します。よろしくお願いします。これから会社、チームの一員としてデータを活用してより良い推薦システムを構築できるように目の前のタスクを一つ一つ丁寧に、一生懸命に取り組んでいきます。これからご指導、ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願いいたします。

笹治さん

この度、Gunosy Tech Lab AdsMLに配属となりました笹治と申します。大学院の研究経験も生かしながら、積極的にコミュニケーションを図りながら一つ一つの仕事に取り組みたいというふうに考えております。これからよろしくお願いいたします。

谷井さん

マーケティングソリューション事業本部第一アカウントプロデュースグループに配属になりました、谷井と申します。1月初旬から同じ部署で内定者インターンをやらせていただいて、この度、改めてAP1に配属になりました。Gunosyでの抱負としましては、まずは運用担当として、運用型広告Gunosy-Adsを深く理解して、適切な判断をできるようになるということです。1年目だからといって、遠慮することなくどんどん成長していけるように、努力し続けたいと思っております。これからどうぞよろしくお願いいたします。

三好さん

この度、マーケティングソリューション事業本部第三アカウントプロデュースグループに配属になりました、三好と申します。Gunosyの抱負としましては、セールスで数字を一番出せるように頑張っていきたいと思っております。1日でも早く仕事を覚えるように努めますのでご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

最後に出席者全員で記念撮影をして閉式となりました。

改めまして、この度はご入社おめでとうございます!
Gunosyの仲間として活躍されることを期待しております!

投稿者 gunosiru

株式会社Gunosyの人事部、広報、役員秘書、ライターから編成されたGUNOSIRU制作チームです。