こんにちは!Gunosyのミッションは「情報を世界中の人に最適に届ける」です。今回はそのミッションに則って、私たちの事業内容や戦略、そして大切にしている行動指針などをできるだけコンパクトにまとめてわかりやすくお届けしたいと思います。
まずは会社概要
Gunosyは今年で10期目を迎えるITベンチャーです。社員数は215名(2021年5月末時点)でオフィスは渋谷駅直結のスクランブルスクエア『WeWork』内にあります。WeWorkには他にもさまざまなベンチャー企業が入っています。
これまでの歩み
創業時のプロダクトはキュレーションメディア『グノシー』でした。設立わずか2年半でマザーズ上場、さらにその2年8ヶ月後には東証一部への市場変更を果たしています。
2014年に500万ダウンロード突破したグノシーは2021年7月時点で4,000万ダウンロードを突破。その他のメディアも順調に成長し、最近ではゲームエイトや投資事業など新しい収益基盤も構築しつつあります。
事業ポートフォリオ
Gunosyでは現在、3つの事業で中長期の成長を牽引しています。『グノシー』『ニュースパス』『auサービスToday』『LUCRA』という4つのメディアを運営するメディア事業。成長著しいゲームエイトグループ。高い成長ポテンシャルを誇る投資事業。ここに加えて将来の柱となる『YOU IN』『Guhack』などの新規事業にも挑戦しています。
創業以来各事業で蓄積されてきたデータ、アルゴリズムの知見、メディアや広告のノウハウなどがマーケットにおけるGunosyのプレゼンスを確固たるものとしています。
主要事業とそれぞれの戦略
①メディア事業
創業プロダクトである『グノシー』はメディア価値向上のため大幅リニューアルを実施。記事品質、広告品質、ユーザビリティの大幅な改善を実現しました。また投資対効果を高め、広告宣伝投資を増額。プロダクト、マーケティング、セールスが三位一体となってサービスの価値最大化とともにメディアの規模を拡大します。
KDDIとの協業である『ニュースパス』『auサービスToday』はauユーザーに圧倒的に支持されるサービスを目指しています。ユーザー拡大数のポテンシャルは、なんと現在の約5倍!かなり大きな成長機会が存在します。ニュースアプリとしての機能強化に加え、次のフェーズではニュース以外のサービス拡充にも着手。中長期的にはauを「新たに使いはじめるきっかけ」となる魅力を創出し、ユーザーの新規獲得を担います。
②ゲームエイトグループ
「ゲームをもっと楽しくする」をミッションとして国内最大規模のゲーム攻略wikiを展開するゲームエイト。2015年のグループ加入後も高い水準の成長を継続し、現在ではGunosyの第二の柱として存在感を発揮しています。新型コロナ禍においても過去最高の売上・営業利益を達成。国内メディアの盤石化を図るとともに海外事業への投資、さらには既存事業の強みを活かした新規事業への挑戦により高水準の成長を持続していきます。
またゲームエイト子会社として課金ゲームユーザー向けゲームプラットフォーム「SMARTGAME」を主力事業とする株式会社Smarpriseも2019年にGunosyグループへジョイン。ゲームエイトとのシナジーが強い領域ということもあり、今後の一層の成長に期待が寄せられます。
③投資事業
『Gunosy Capital』は国内外の有望な成長機会に向けた投資を推進。スタートアップ企業の支援を通じて、豊かな社会に向けたイノベーションの創出に貢献し、同時にGunosyの非連続的な成長も実現します。現在、19本の投資を実行。累計投資額40億円超となり、Gunosyグループの第三の柱へと成長しました。中でもインドのFinTechスタートアップ、Sliceに戦略投資を実施。将来的には関連会社として、中長期的なP/L貢献を見込んでいます。
このほか、Gunosyグループの強みを活かした新規事業の創造に継続的に挑戦。新たな収益の柱の創出を目指します。直近ではお茶のD2C事業『YOU IN』や博報堂DYメディアパートナーズとの協働事業『Guhack』がスタートしたところ。また株式会社サニーサイドアップと協同で立ち上げた株式会社Grillではマーケティング・リサーチや動画コンテンツ制作配信などを手掛けています。
Gunosy Prideを胸に
そんなGunosyには社員全員が共有する価値観と行動指針として『Gunosy Pride』があります。これは創業時より語り継がれてきた指針『Gunosy Way』をアップデートしたもの。背景としては組織の急拡大により『Gunosy Way』の本質的な理解を改めて周知しなくてはならなくなったこと、企業として今まで以上に社会的課題を解決すべく価値あるサービスを提供することなどが挙げられます。
また創業から今年で9年。ようやく足元が固まった今だからこそ向けるべきまなざしを足元から胸元(心)へ。目線を少し上げ、道(Way)から心(Pride)へとアップデートすることの象徴として『Gunosy Pride』という名称変更を行なったというものです。
Gunosy Pride
Gunosyがミッションを達成するために、全員で共有する価値観と行動指針です。
三方よし
顧客よし、ユーザーよし、世間よし。自分よし、相手よし、仲間よし。
社外や社会へはもちろん、社内にも善の循環をつくり続けていきます。
サイエンスで機会をつくる
データとテクノロジーを武器に、ファクトでイノベーションを加速させる。
サイエンスを駆使して社会課題の解決に取り組みます。
百年クオリティ
これでいい、ではなく、これがいい、と思えるまで手を止めない。
百年耐えうるクオリティを求めて目の前の仕事に愚直に向き合います。
逆境に熱狂せよ
チャレンジの数だけ逆境がある。しかし逆境こそ成⻑のチャンス。
目の前の壁から逃げず、むしろ積極的に仕掛けていきます。
いかがでしたか?できるだけわかりやすいようにコンパクトにまとめたつもりですが…コンパクトすぎたかもしれません(笑)
また別の機会にGunosyの「働きやすさ」について整理整頓してまとめようかなと思っています。お楽しみに!
【この記事の参考資料】
Gunosy中期経営計画説明資料2021/07/13