こんにちは、採用担当のメルです。だんだんと寒くなり、冬も間近に感じる今日この頃。8月〜9月にかけて行われた、Gunosy Summer Internship 2017 は、多くの学生の皆さんに参加いただき、非常にアツい夏となりました。どんなインターン内容だったか気になる方は、ぜひこちらの記事をチェックしてみて下さい。

 さて、今回は2017年4月に入社した新入社員で、エンジニアの米田さんを取材しました。Gunosyに入社したきっかけはTwitterでのつぶやき。そんな一風変わった就活ヒストリーも必見です!


f:id:gunosy_media:20171025093901j:plain

プロフィール
名前:米田さん(17新卒)
年齢:25歳
出身大学:大阪大学大学院 理学研究科 数学専攻
研究:A∞型hyper-Kähler多様体上の非線形偏微分方程式の解の幾何学
特技と趣味:エレキギター、映画観賞、筋トレ、ビールを飲みながら論文を読むこと


― 現在の担当・業務内容を教えていただけますか?

 開発本部 データ分析部にて、グノシーや「ニュースパス」といったプロダクトのロジックを担当しています。具体的には、ニュース推薦アルゴリズムの開発・実装をしており、現在はニュースパスのパーソナライズ化をメインで担当しています。普段Pythonを使っていますが、今回のプロジェクトでは、ScalaとSparkを用いた大規模分散処理サーバーを実装し、その結果を高速に返すAPIサーバーをGolangを用いて開発しています。どちらもこれまで一度も書いたことがない初挑戦の言語でしたが、日々勉強しながら一通り実装が出来るようになりました。

― 大学ではどんなことを勉強していましたか?

 純粋数学の分野の中でも、シンプレクティック幾何学や複素幾何学と呼ばれる分野を専門的に学んでいました。大学院に入った当時は、数学者を目指して博士号を取得するつもりでいましたが、機械学習に出会ってからはその魅力にのめり込むように様々な本を読み、独学しました。また、数学とプログラミングには共通点があると思っていて、どちらにも必ず「定義」が存在しています。その「定義」に基づいて、どことどこが繋がって…と考えるプロセスが本当に良く似ていますし、ちゃんと裏側の仕組みまで理解していないと出来ない点が、僕が面白いと感じるポイントです。

※こちらの記事は、米田さんがデータ分析部にjoinした当時に書いたエントリです。

― Gunosyの選考を受けたきっかけは?

 修士1年の10月時点では、別の会社から内定が出ていたので、自分の中で就職活動に終止符を打っていました。時間的に余裕が出来たので、機械学習やそれに関連する数学の勉強に打ち込んでいた時にふと、「やっぱりこういうの好きだな。」って思いました。当時内定していた会社では分析系の部署を希望して、一度はその部署にいけるというお話だったのですが、やっぱり難しいと言われたのが修士2年の1月でした。その日を境に、Twitterでデータサイエンスや機械学習界隈の方々との交流を積極的に行い、複数社からダイレクトメッセージでの連絡をいただきました。その中の1社がGunosyでした。

 ご飯に誘われて行ったら社員の方が4名座っていて、思い返せば全員が現在所属しているデータ分析部のエンジニアでした。Twitterで見つけた学生に、こんなに大勢の社員が時間を割いてくれて、技術に対する考え方や想いを語ってくれたことが嬉しかったです。その時には、この方たちと一緒に仕事をしたら面白そうと感じていました。ご飯の最後には、来週から2週間インターンにおいでよと誘ってもらい、参加が決まりました。

― インターンに参加する前と、実際に参加してみて感じたギャップは?

ご飯の時に聞いた話と相違もなく、ギャップは本当になかったです。インターンでは、去年のサマーインターンの課題になっていた「クリック率の予測」をもう少し深堀りして取り組んだのですが、その頃と現在でやっていることに大差はなく、インターンの内容がいかに実務そのものだったかを、いまになって実感しています。

Gunosyに入社を決めるに至った経緯は?

一番は、インターンの延長線上に、この先もここで働く自分の姿が自然と想像できたことです。選考を通して、自分に期待してくれていることも節々から伝わってきて、この場所でなら頑張れそうという自信にも繋がりましたし、その期待を越えるつもりで頑張りたいと思うことができました。

― 今後の目標は?

ニュースパスのパーソナライズ化を成功させることです。今までのロジックでは、ユーザー1人1人に記事を出し分けるのではなく、セグメントごとに出していたので、今後は個々のユーザー属性に合った記事を提供し、より価値の高い情報を提供できるようにしていきたいです。さらに次のステップとして、ニュースパスで成功したものを今度はグノシーにも応用して、グノシーのパーソナライズ化も成功させることが、長期的な目標です。

― では最後に、GunosyのPRをお願いします!

人に教えてもらうのではなく、自分の頭で考えて課題を解決していくことが好きな人には、絶対に向いている環境だと思います。それをバックアップしてくれるチームメンバーも本当に優秀な方々ばかりで、チーム環境にはとても恵まれていると思います。

― (番外編) 特技・趣味は何ですか?

f:id:gunosy_media:20171026165001j:plain

※野外ライブに出演した時の写真

 いろいろありますが、学生時代はバンドをやっていたので、今でもたまにエレキギターを弾いたりします。あと最近は映画ですかね。週末にまとめて3〜4本くらい観ます。主に宇宙関連のSFが好きでよく観ています。あとは運動不足を解消したいと思い、家から徒歩3分のところにあるジムに最近通い始めました。週2〜3回のペースで通ってますよ!その他、お酒のおつまみに論文を読むのも大好きですね。この夏には、札幌で開催された「データサイエンティストのイベント」で登壇デビューをしました。

f:id:gunosy_media:20171026182617j:plain※こちらが実際にイベントで登壇した時の様子です

発表スライドはこちら▼

———————————-—-

 以上で、米田さんのインタビューは終了です。次回のGunosy社員インタビューも、どうぞお楽しみに〜!

また、Gunosyでは2019年度 新卒採用の募集を開始しました。

学生の皆さまからのエントリーを、お待ちしています!

投稿者 gunosiru

株式会社Gunosyの人事部、広報、役員秘書、ライターから編成されたGUNOSIRU制作チームです。